●お口の特徴
生後6カ月ごろから乳歯が生え始め、3歳頃に生えそろいます。
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●オーラルケアのポイント
・乳歯が生え始める頃にむし歯菌が保育者(主に母親)から感染します。感染の時期が遅ければ遅いほど、子供のむし歯リスクは低くなるので、子供の周りにいる人は、お口を清潔に保つよう心がけましょう。
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・乳歯は永久歯に比べて、むし歯菌の出す酸に歯が溶けやすくむし歯になりやすいので、仕上げ磨きを行い、おやつや砂糖入りの飲み物の与え方に注意しましょう。
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・保護者による歯みがきを習慣化し、子供が歯みがきに慣れるよう努めましょう。
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●お口の特徴
口内のpHが酸性に傾いたり、つわりの影響が出る時期です。
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●オーラルケアのポイント
歯周病にかかりやすくなる
女性ホルモンの増加やつわりの影響で歯磨きが十分にできないことが重なり、歯肉が炎症を起こしやすくなります(妊娠性歯肉炎)。
むし歯にかかりやすくなる
お口の中のpHが酸性に傾くため、むし歯にかかりやすくなります。つわりの時期は食べ物の好みが変わったり、少しずつ何回も食べたりと食習慣が変わること、十分な歯磨きができないことなども影響します。
吐き気を起こしにくい小さな歯ブラシや味や香り、粘膜への刺激の少ない歯磨き剤を使ってお口の清潔を保つようにしましょう。どうしてもみがけない場合は洗口(ぶくぶくうがい)だけでも行いましょう。 |
生後6カ月頃から乳歯が生え始め、この頃にむし歯菌が赤ちゃんのまわりにいる人から感染します。感染時期が遅ければ遅いほど子どものむし歯のリスクは低くなるので、感染予防のために赤ちゃんのまわりにいる人はお口を清潔に保つように心がけましょう。
また、乳歯は永久歯に比べてむし歯菌の出す酸に溶けやすいため、むし歯にかかりやすい特徴があります。特に自分で十分な歯磨きができないうちは、保護者が仕上げ磨きをしっかりとおこないましょう。
乳歯のむし歯が永久歯の歯並びの悪さ(不正咬合)に
つながることもあります!乳歯を大切にしましょう
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