あごの骨(関節)の病気です。下記のような症状があります。

●あごの関節そのものの痛み
口を開けるときにコキッと音がしたり、あごの関節から耳あたりまで痛んだりすることがあります。
●口を開けられないほどの痛み
あごの関節がひどく痛み、あごを動かすとギリギリと音がしたりします。病状が進んで、関節の骨や軟骨が変形していることがあります。
●あご周辺の筋肉痛
あごばかりではなく、首や肩に痛みがあります。ひどい場合には、腕や手の指なども痛むことがあります。

この様な症状がある方は、歯科医師まで御相談下さい。
入れ歯を使用している方はまず、入れ歯が合っているかどうかをチェックします。合っていなければまずそれを治さなくてはいけません。歯周病が原因のケースもあります。そういったあらゆる原因を取り除いたうえで、あごの治療を行います。
治療には薬を使用したり、あごの関節の負担を軽くするための装置を口の中に入れたりします。
そのような治療で改善されなければストレスが原因のこともあります。

おかしいなと思ってそのまま放っておくとさらに悪化して、治りにくくなることもありますので、すぐに当医院にご相談下さい。
●歯ぎしりの原因
寝ているときはだれもが「自分はスヤスヤと眠っている」とお思いでしょう。しかし寝ているときのことなので、ほとんどの人は気づかない事が多いのです。歯ぎしりは、あごの異常な緊張によって起こります。直接の原因となるのはかみ合わせの悪さです。
例えば・・・・

・歯並びが悪い
・あごの骨の形に異常がある
・入れ歯があわない
・抜けた歯をそのままにしておく
 
などです。歯ぎしりはかみ合わせの悪さ(歯の出っ張り)をなおそうと無意識のうちに調整しているのです。ほかにもストレスが原因で起こることがあります。
●歯ぎしりは放っておいてもいいのでしょうか?
歯ぎしりをするときにはとても強い力が働きます。そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯が欠けたりすることもあります。歯根の部分にも大きな影響を及ぼします。 そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きたときにあごや歯に違和感のある方は歯科医師のチェックを受けて下さい。


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